先日、家族4人で初めてプラネタリウムに行ってきました。
娘が最近気になっている「すみっコぐらし」のプラネタリウム番組があるからです。
3歳の娘と0歳の息子を連れての“暗い空間での鑑賞”ということで、不安と期待が入り混じるお出かけになりました。
同じように小さな子どもを連れて行こうか迷っているご家族の参考になればと思い、我が家の体験をまとめてみます。
■ なぜプラネタリウムへ？それぞれの目的とねらい
今回、初めてプラネタリウムに行くにあたり、私たち家族にとって楽しむこと以外にどんな目的と狙いがあるのかを客観的な視点から「ChatGPT」にたずねてみました。
娘（3歳）
・星や宇宙の「ふしぎ」や「きれい」に触れる体験をしてほしい
・親子で非日常を共有しながら、好奇心や感性を育みたい
息子（0歳）
・光や音の刺激に少しでも触れる機会として
・外の世界への興味や情緒面での成長のきっかけに
両親（30代）
・育児の合間に家族で特別な体験をしたい
・子どもたちがどんな反応をするのか見てみたい
・家族の思い出をひとつ増やしたい
ふむふむ、納得のいく答えでした。
■ 行く前の不安と準備
ただ、正直なところ不安も多くありました。
娘についての不安
・途中で飽きてしまわないか？
・暗くなってパニックになるのでは？
・静かな空間で大きな声を出してしまわないか？
→ 対策として
・事前に「プラネタリウムってこんなところだよ」とYouTubeの子ども向け動画で予習
・「暗くなるけど大丈夫」「静かに観ようね」と何度も繰り返し伝えました
息子についての不安
・暗くなって泣き出すかも？
・途中で覚醒して大声を出してしまうかも？
→ 対策として
・鑑賞前に授乳とおむつ替えを済ませて眠くなるように調整
・ベビーカーでできるだけ落ち着けるように準備
その他の準備・配慮
・係員さんに事前に相談：「小さな子どもでも入れますか？」「途中退室できますか？」と確認
・通路側の席を選択：何かあってもすぐ出られるように、周囲への迷惑を最小限に
出典：すみっコぐらし通信 https://www.san-x.co.jp/sumikko/
■ 実際どうだった？当日の様子
娘（3歳）の反応
最初の天体観測パートでは、正直あまり集中できていない様子。
「これはなんのこと？」と小声で聞いてきたり、座ってはいるけどソワソワ。
けれど、後半の「すみっコぐらし」パートが始まると一変。
大好きなキャラクターの登場に目を輝かせ、じっとスクリーンを見つめて最後まで鑑賞することができました！
大声を出したりパニックになったりすることもなく、「楽しかったー！」と満足そうでした。
息子（0歳）の様子
入場前まではスヤスヤと寝ていたものの、上映中に少し声を出す場面が。
妻は「いつ泣き出すか不安」「暗くて表情が見えないのがこわい」と感じたようで、落ち着ける場所を求めて途中で退室。
暗転中の不安感は、赤ちゃん連れならではのリアルな課題だと感じました。
妻の気持ち
上映中、子どもの様子が見えず、泣き声の気配に緊張が続き、安心して鑑賞する余裕がなかったとのこと。
今回は「無理に観るよりも、退室して子どもの安心を優先してよかった」との判断でした。
私（父）の感想
思っていたよりも会場が暗く、「娘が本当に大丈夫かな？」「妻と息子は大丈夫かな？」と常に気になっていました。
でも、娘と一緒に座って、時々耳元で解説してあげたり、星空を見上げる時間はとても貴重でした。
もっと伝えながら観られたら、さらに良い親子時間になったな…と感じます。
■ まとめ：小さな子どもと行くプラネタリウムは「準備」と「柔軟さ」がカギ！
プラネタリウムは、静かで暗いという空間ゆえに、小さな子連れにはハードルが高い部分もあります。
でも「どんな場所かを事前に伝えること」や「周りへの配慮をした座席選び」「不安になったらすぐ退室できる安心感」があれば、楽しい体験につながると感じました。
娘にとっては、すみっコぐらしの世界をプラネタリウムで楽しむという貴重な体験に。
息子と妻は残念ながら最後まで一緒にはいられませんでしたが、家族みんなでチャレンジしたこと自体が、我が家にとって大切な思い出になりました。
おまけ：今後の改善ポイント
・0歳児は「寝ている間に観る」か「上映時間が短めの回」を選ぶとよさそう
・子ども向けの内容（キャラクターやアニメ系）を選ぶと集中力が続きやすい
・親のどちらかが「子どもと一緒に観る係」になり、もう一方が柔軟に動ける体制だと安心
次回は、もう少し娘の理解が深まった頃に、また星空の世界を一緒に体験したいです。
今後もこうした「家族での初めての体験」を積み重ねていけたらと思います！
