先日、3歳の娘が自宅で顔に怪我をしてしまいました。
当時の私たちは驚きと不安でいっぱいでしたが、少しでも同じような状況に直面した方の参考になればと思い、ここに記録しておきます。
■ 発生:夜8時ごろ、遊んでいたときのアクシデント
その日は、娘とパパ(私)が元気に遊んでいた夜のこと。
プラスチック製のおもちゃを倒した拍子に、勢いよく顔をぶつけてしまい、眉のあたりを切ってしまいました…。
娘は大泣き。切れた部分はパックリと開き、出血もしていて、私たち夫婦は一瞬パニックに‥。
急いでティッシュで止血しながら、落ち着いて対応を考え始めました。
■ 夜間の判断:まずはオンライン診療アプリで相談
手元にあったオンライン診療のアプリで、まずはチャット相談。
傷口の写真を送ると、「縫合の可能性がある」「オンラインでは対応できないので、対面受診を」との助言が返ってきました。
この時点で「これは自己判断では難しい」と実感し、次の手段に。
■ ♯8000 → 市の夜間診療 → 外科当番医
厚労省の小児救急相談窓口「♯8000」に電話。
症状を伝えると、当番医を1か所紹介されましたが、内容を確認した妻の判断でその病院には連絡せず。
代わりに、市の夜間診療に電話。
しかし「切り傷の対応は不可」とのことで、夜間受付をしている外科の当番医を案内されました。
そこから2件の病院に連絡:
- 1件目:対応不可、再度♯8000を案内される
- 2件目:緊急性が低いとのことで、翌日の形成外科受診を勧められる。
対応としては、
❶ 傷を清潔に保つ
❷ ガーゼで保護
❸ 受診は翌日でOK
とのことでした。

■ 自宅での応急処置と準備
その晩は病院には行かず、出血も止まっていたため自宅で手当。
Amazonで「傷保護テープ(肌に優しいタイプ)」を注文し、翌朝に備えることにしました。
■ 翌日:複数の診療科を受診
翌朝8時、まずは形成外科に電話 → 当日受付不可。
10時、小児科を受診:
- 縫合の必要は無し
- 湿潤療法(乾かさず治す方法)で処置
- 化膿止めの軟膏を処方
- 経過観察で問題なしとのこと
さらに念のため、16時に皮膚科も受診。
小児科の処置で問題ないと確認が取れ、ひとまず安心できました。
■ その後の経過と保育園での対応
幸いにも娘はその後、痛みを訴えることもなく元気に過ごせています。
保育園には看護師さんに傷のことを伝え、傷保護テープの取り替えにも対応していただけることに。
■ 最後に:今回の経験から学んだこと
今回の出来事で強く感じたのは、
- 「緊急ではないが判断が難しいケガ」の対応の難しさ
- すぐに相談できる窓口(♯8000やオンライン診療)が心強いということ
- 事前に自宅にあると便利なケア用品の重要性 です。
我が家も今回初めて「湿潤療法」や「傷保護テープ」の存在を知りました。
怪我は避けたいですが、いざという時のために、備えておくことの大切さを改めて実感しました。
小さなアクシデントも、子どもにとっては大きな出来事。
私たち親も、慌てず向き合えるようにしていきたいですね。